PUSH PROJECT〜AED・心肺蘇生法講習会〜
サガン鳥栖U-15唐津の子どもたちに
「命を救う講習会」を実施
久留米大学病院の本間丈博先生を講師に迎え、突然の心停止に対応するための「心肺蘇生法(CPR)」と「AED(自動体外式除細動器)」の正しい使い方をサガン鳥栖U-15唐津の子どもたちと一緒に学びました。
活動場所 | 駅前不動産スタジアム 記者室 |
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協働者 | 医療機関、消防団 |
協働者名 | 久留米大学病院 本間丈博先生、健康ハートの日実行委員会、鳥栖市消防団、サガン鳥栖U-15唐津 |


















知っておくことの大切さ
はじめに本間医師から、「なぜ心肺蘇生術が必要なのか?」についてのお話を聞き、命を救う方法のビデオを視聴しました。
心臓突然死を救うには、病院に到着前の心肺蘇生術が何より大切で、心肺蘇生術が1分遅れるごとに命が助かる確率が約10%ずつ低下する。心肺蘇生術を学ぶことで助かる命があるという話に真剣に耳を傾けていました。
「普段からAEDの設置している場所を確認しておいたほうがいい」「慌てないようにときどき振り返っておくことが大切」など突然の心停止が起こった時の備えも考えるきっかけになりました。



そのとき慌てないために
後半は実際に倒れている人を見つけた時の対処法を人体模型で実践練習。倒れている人への声の掛け方や、AEDを使用する際の注意点を詳しく学びます。




最後は一人ひとり、人型の描かれたシートの上で実際の心臓の位置にハートの形をした音の鳴るクッションを置き、胸骨圧迫の位置や姿勢を確認し練習しました。



今回の講習会で、突然の心停止に対応するための心肺蘇生法の必要性、「心肺蘇生法(CPR)」と「AED(自動体外式除細動器)」の正しい使い方をしっておく大切さをしり、考えるきっかけができました。
STORY
この講習は、全国的に広がっている活動「PUSH PROJECT」(NPO法人ライフサポート協会から発足した、胸骨圧迫とAEDの使い方の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指すプロジェクト)に賛同した久留米大学の医師の皆様がが中心となり、医師、看護師、学生、久留米広域消防本部の方などがボランティアとして協力し、小学生に分かりやすく「命を救う方法」をレクチャーする取り組みです。
アニメーションを使って指導するので、集中力の続きにくい子どもにも適しているのが特徴です。